歯科セカンドオピニオン

当院のセカンドオピニオンについて

最近、「セカンドオピニオン」という言葉を、テレビやホームページで見かける方が多いのではないでしょうか?当院でも、セカンドオピニオンをご希望されてお問い合わせをいただくケースが多々あります。例えば、歯の保存が不可能だと言われたけれど、残せる可能性はないのか?といった相談をよくお受けしますが、近年では治療技術の進歩により多くの場合、保存が可能となることがあります。歯は一度抜いてしまうと元には戻りません。あなたの大切な歯を守るためにも、セカンドオピニオンを利用してみてはいかがですか?

セカンドオピニオンを受けるメリット

セカンドオピニオンのメリットは、「現在お願いしている担当歯科医師以外の第三者の意見を取り入れられる」というのが、最大のメリットです。具体的には、下記のようなメリットが挙げられるでしょう。

  1. お悩みや不安に対する客観的な意見を聞くことが出来る。
  2. 治療のメリット・デメリットを中立的な立場から聞くことが出来る。
  3. 自分の意思で、よりベストな治療を選択することが出来る。
  4. 悩みや不安、疑問点を解決することが出来るので、納得して治療をうけることが出来ます。
  5. 誤診のリスクを軽減させることが出来、その方にとって適切な治療が受けられる確率が高くなります。

歯科医師も人間です。知識・経験によって、診断内容が変わってしまうのが現状です。しかし、患者様ご自身で歯科医師の意見を聞いて、何がベストか判断するのはとてもむずかしいですよね。

そこで、セカンドオピニオンを有効活用することで、診断の妥当性や治療の選択肢を比較検討出来ることもメリットかと思います。

当院でセカンドオピニオンを受けられる方の傾向

当院では、以下のようなお悩みでセカンドオピニオンを受けられる方がいらっしゃいます。

  • 歯を残したいが、歯周病や虫歯で抜歯しなければならないと言われた。
  • 出来るだけ自分の歯で過ごしたい。
  • インプラントを提案されたが、他の選択肢も知りたい。
  • 入れ歯が噛めない、痛い、外れるから何とかしたい。
  • 診断結果が不安なので、再度検査をしてほしい。

歯は、生活と密接に関係しているので、悩んだまま治療を進めるのではなく、一度セカンドオピニオンを受けられることをおすすめします。

Case1:50代 男性

突然の痛みにより、近所の歯科医院を受診。歯が縦に割れてるため、保存不可能と診断され、インプラント治療を進められたが、セカンドオピニオンを希望され、2013年1月に当院を受診。

術前

術前

咬合面から斜めに破折しいる状態で、歯牙はもとより、神経も保存可能と診断しました。

術中

術中

破折した部分の状態です。

術中

術中

スーパーボンド(歯科用の接着剤)にて、破折辺を接着し、咬合力が加わらないように咬合面を削合し、当日の応急処置を追えました。

術中

術中

後日歯を補強するための形成、印象採得を行いました。

術後

術後

術後

メタル(金合金)による、部分被覆冠を装着した状態です。歯を抜歯することなく、神経も保存することができました。

セカンドオピニオンをより良くするためのポイント

何を質問したいかを予め準備しておきましょう。

現在かかっている歯科医院で診断結果や治療法の説明を受けた際に、何が不安で、何が疑問なのかを予め準備しておくことが必要です。そうすることによって、歯科医師の意見で何が良いのかを判断出来る基準になるでしょう。

自分の意見をはっきり言いましょう。

上記の質問の準備の他に、自分の意見をはっきりと言いましょう。どうなりたい、どうしたい、何が不安になったのかなど、正確にお聞きすることで、明確な意見をお返しすることが出来ます。

お困りになられたら、まずはお問い合わせください。

当院は、患者様の良質なパートナーでありたいと考えています。歯は一生モノですので、自分の選択に対して後悔をしないために、お悩み・不安・疑問がある場合は、当院にお気軽にお問い合わせください。